子供に大きな風呂敷を

某有名人の方が、
「器の大きさ」=「風呂敷の大きさ」
で例えていました。

私は思うのです。学童野球の監督で問うならば、物を入れる「器」よりも、使い道がさまざまな「風呂敷」のほうが適切ではないかと。

「今日うちの子ピッチャーで使うって言っていたのに出さなかったじゃないですか!!」

こんなクレームを入れる親御さんも、中にはいるものです。我が子を思う気持ちはわかりますが、それを言っちゃあねぇ…

ピッチング練習させて、あまり調子が良くなかったり、又は試合が拮抗している状況だったので出す場面がなかった等、その子をピッチャーとして試合に出さなかった理由があった筈なのですよ。

しかしながら、そのクレームに「対応」して次の試合の際、本来投げさせようとしていた子を差し置いて、その子をあっさり使う監督もいらっしゃるようです。正しい風呂敷の使い方を知っているのか?なんて疑問に思ってしまったりしまわなかったり…

小学生の野球チームですから、ピッチャーをやりたい子はたくさんいますよね。チャンスを与えるなら、親がクレーム入れたからその「対応」で、という理由でなく、その子自身を見て判断してほしい。

他の子も、上記の子と同じタイミングでピッチング練習しています。
いつ使ってもらえるのか?今回なのか?
早く試合で投げたいな。
と思っているのです。
試合に出れなければ、今日も出してもらえなかった・・・と肩を落としているのです。
声を上げる親御さんもいれば、もどかしい思いをしながらぐっと我慢して見守っている親御さんもいるのです。

言ったもん勝ちかい!!なんだそりゃ!
って感じです。

じつはこれ、自分の子供が入っている学童野球チームの、
下の学年で最近起こった事です。

風呂敷の使い方が上手な監督の下で野球をさせてあげたいなあ。

風呂敷は、文句を言ってくる親を包み込む為ではなく、失敗しても大丈夫!思い切りやれ!と子供の前で大きく広げる為にあると思うのです。

「僕、サッカーにしようかな・・・」

と子供に言わせないでください。
(笑)※目は笑っていません

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